"Everydays" vol.5

 

Yuki × Aoyama

“Everydays”

ディレクターYukiとマネージャー青山が語る、

ブランドとものづくりと想いを込めた洋服と。

Yuki&青山:今回は春先まで長く着まわして頂ける"ヴィンテージライクオーバージャケット"をご紹介致します。

青山:vol.4 "ウールテーラードジャケット" と同様に、メンズライクな印象を感じますがどうですか?

Yuki:その通りです。笑 24AWは「リラックス」「余白のある着心地」を意識したサイズ感と、古着のようにたくさん着こまれて生まれる経年変化の良さを表現したくて、加工の入ったジャケットにしました。

青山:僕も古着をよく着るので、男心もくすぐるカッコいい仕上がりになりましたね。後にご紹介する"ダックボンバージャケット"もですが、メーカー様にはとても細かくご対応頂き感謝しかありません。

Yuki : 仕様変更をした以外にも、加工の事で色々とお話しされていましたよね?

青山 : "ヴィンテージ"がわかりやすくトレンドに取り込まれていて、加工ものの依頼が急速に増えているようです。生地・生産ロット・気温など、人の手ではコントロールできない要素も多いので毎回仕上がりにバラつきが出てしまう為、難しいアイテムなんです。最後の最後までシルエットと柔軟のバランスを調整頂きながら、無事に10/23(水)発売ができます!

Yuki : そうなんですね...そんな中で素敵な仕上がりになり、とても気に入っています!

青山 : 厚みのある合皮を生地の段階でムラのある表情に加工しております。製品完成後に、洗い加工をいれ柔らかさ・艶・部分的なスレや色落ちを出しています。

Yuki : ハードな見た目に反して、しなやかで着やすいんです。風もしっかり防いでくれるので、中にニットを着こんで頂ければ冬でも全然着て頂けます!

青山: 昨今の気温ですと、本当にこういう非ウールのアイテムを重宝しますよね。ハードな印象もありますが、デザインはシンプルなので着回しもしやすそう

Yuki : カフスや裾の切り替えを細幅でとったり、袖口にタックをいれて丸みのある袖にしたりと、要所に女性らしさやすっきりとした印象を感じられるようバランスを取りました。お気に入りは横から見た時のAラインのテントのようなシルエットになります。

青山 : アジャスターでシルエットを変えられるのも魅力的です。最初は裾内側にドローコードをいれてましたが、生地が硬くて意味をなさずだったのでいい着地になりましたね!



青山 : スタイリング紹介になりますが、デニム合わせは絶対あるなと思いました。笑

Yuki : いくつになっても、この組み合わせするんだろうなと思っています。笑 ジャケットに加工が入っているので、潔く白のカットソーに父からもらったストレートデニムが程よく力の抜けたスタイリングで落ち着きます。ですが今季は1枚目のスタイリングがとても気分になります。

青山 : ウールジャージーでスウェット感覚で履けるけど、タックやセンタークリースがスラックスのようなきちっとした印象もあって、このバランスすごく好みです。

Yuki : ウエストのサイズを出していないのと、インナーもタイトなものを選び、ジャケットやパンツのワイドなシルエットと緩急をつけるとバランスよく着て頂けるかなと思います。


Yuki : 着用はBLACKになりますが、BROWNも合わせやすい色味になります。10/26(土)-27(日)のショールーミングPOPUPでも是非袖を通して頂きたいジャケットになります。

青山 : やっと涼しくなってきて、秋冬のお洋服選びが楽しめる時期かと思います。お気軽にご試着だけでもお越しいただけますと嬉しいです!

Yuki : TYNKさんのクラフトティーや、HANANONAさんの季節を感じられるお花も楽しんで頂けますので、皆さまのご来場心よりお待ちしております!