"Everydays" vol.4

 

Yuki × Aoyama

“Everydays”

ディレクターYukiとマネージャー青山が語る、

ブランドとものづくりと想いを込めた洋服と。

Yuki&青山:今回は先行予約や展示会でもご好評を頂いております、"ウールテーラードジャケット"をご紹介致します。

青山:ウールテーラードジャケットは今くらいの季節の変わり目から冬のライトアウターまで、スタイリングを幅広く楽しんで頂けるアイテムかなと思います。

Yuki:撮影のスタイリングでも登場回数が多く、色と組み合わせるアイテムで印象も大きく変わるのでコーディネートを楽しんで頂けるジャケットになります。

青山:作りに関しては、メンズのジャケットがベースになります。なんでメンズから入りましたか?

Yuki : ジャケットの着想も、最近お気に入りのデニムのシルエットも、父が昔着ていたお洋服をいくつか着る機会があり、「着心地のよさ」や「素材の上質さ」をたくさん着こまれたメンズのお洋服から感じた時にコレクションに取り入れたくて作りました。

青山 : いいですね。妻が自分の洋服をよく着るのですが、女性が着ないとでないバランス感が好きで、今回のジャケットも例にもれず購入します。

Yuki : 今回のジャケットと同素材のミニワンピースも、vol.2にご紹介した新潟の与板大丸さんにて生産を頂きました。vol.2も是非ご覧いただけますと嬉しいです。

青山 : 与板大丸さんは昔メンズから始まっている工場なんです。今まで何回もジャケットをお願いしたことがありましたので、このジャケットも生産して頂きました。

青山 : 釦の合わせをあえて右前にしたり、厚めの肩パットや前ぶりの袖付け、本切羽とメンズらしさを感じるディテールにしております。

Yuki : ボックス型でシルエットが立体的なのですが、重みを感じず着れるので、見た目と着用のギャップに驚きました。

青山: 立体的で軽さもあるのは、表地全パーツに芯地を貼り合わせているのが理由になります。表地も程よく厚みがあるのですが芯を貼らないと滑らかでここまで綺麗なシルエットがでなくて。

Yuki : 最初もっと厚めの生地を選ぼうとしていましたが、重くなりそうでしたので芯貼りにしてよかったです!

青山 : 表地との相性もバッチリでしたね。一見カジュアルそうに見えるウールボタニーですが、上品な艶と柔らかさがあり、メンズライクと女性らしさがいい塩梅で形になりました。



青山 : スタイリング紹介にいきましょう。どう着たいですか?

Yuki : 今季多くのアイテムで作っているGRAYが気に入ってます。インナーにウールロングTシャツを合わせ上身にはウールの上品さや発色のよさを取りいれ、ボトムはジャケットのサイズ感に負けない加工の入ったワイドデニムで合わせました。

青山 : 昨年からREDお気に入りですね。笑 綺麗に映えていて素敵です。

Yuki : 最近ダークトーンを選びがちなのでいい差し色になってくれて、意外にも着まわしています。2つめはLOOKでも組んでいる同素材でのミニワンピースとのSETUPになります。LIBJOIEらしいSETUPを考えた時に、ボトムではなくワンピースが女性らしさを感じれたので作りました。今からの季節でしたらレギンスを合わせて頂けると、着まわしやすいかなと思います。

青山 : Yukiさんはウールミニワンピースを合わせていますが、下のモデルさん着用写真(2枚目)のドルマンスリーブミニワンピースと合わせて頂いてもいいですね。


Yuki : 先日の撮影でのジャケットスタイリングがどれも素敵でした。1枚目のオールブラックのクールなスタイリングで、綺麗に胸元を見せたバランスがとても好きです。メイクをナチュラルに仕上げて頂いてるのも気に入ってます。

青山 : ジャケットは手が出しにくい方も、インナーにタートルや柔らかさを感じる毛足のあるニットを入れてショートコートのような感覚で羽織って頂けたらなと思います。

Yuki : しっかり温かさも感じれて、中に厚手のニットも着こみやすいサイズになりますので、是非色んなスタイリングを楽しんで頂きたいです!来週10/26(土)-27(日)はショールーミングPOPUPもあり、私もいますのでそういったお話しもできることを楽しみにお待ちしております!