"Everydays" vol.2

 

Yuki × Aoyama

“Everydays”

ディレクターYukiとマネージャー青山が語る、

ブランドとものづくりと想いを込めた洋服と。

Yuki&青山:vol.1をたくさんの方から見たよとお声を頂き、嬉しい気持ちになりました。有難うございます。今回からは商品についてお話しをしていきますので、ご参考になれば幸いです。本日は“スタンドトレンチコート”をご紹介致します。先日こちらを生産して頂いております工場さんへ訪問しましたので、併せて話していきましょう。

新潟県長岡市の「与板大丸」さんへ

 

青山:Yukiさんは今回で2回目の与板大丸さんですね。

Yuki:昨年、24SSのサンプルを作成頂いてる際に訪問しまして、初めてLIBJOIEのお洋服が実際に縫われているのを見ました。今回はスタンドトレンチコートの縫製・11月発売のウールステンカラーコートの裁断と、実際にお客様のお手元に届く商品が作られているタイミングで伺う事ができとても勉強になりました。

青山:僕は与板大丸さんと今年で6年目のお仕事ですねという話をしていたように、見慣れた光景ではありましたがどういった事が勉強になりましたか?

Yuki : 機械化(自動化)している箇所がありながらも、随所に手仕事を感じる=1着のお洋服を作るのに多くの縫子さんが携わっている事がわかりました。スタンドトレンチコートの工程表を見せて頂くと、1着で約70の工程があるというのを知り驚きました。サンプルを縫って頂いた方にも、1着1人で作成するのに2日かかりましたと聞いて、感謝の気持ちでいっぱいでした。

青山 : 確かにそうですね。お洋服の中でも特に工程の多いトレンチをはじめに見れたのは勉強になります。サンプルをご発送頂いた際に「素敵、可愛いです」や発売後も「あの商品どうでしたか?」と毎週行うリモート打合せでも携わったお洋服を最後まで気にかけて頂き、「丁寧さと温かさ」をいつも感じています。

Yuki : 「ファッションづくりは、しあわせづくり」という与板大丸さんの企業理念も、実際に現場でお話しし、お客様のお手元に届くまでを気にかけて頂く姿勢から感じ取ることができました。

青山 : 布帛アイテムの8割・カットソーも日本の工場さんで生産頂いており、今後他の工場さんや生地を作っている機屋さんも行きたいですね。

Yuki : 是非行きたいです。そして現場の声をもっと届けられるよう、商品の魅力をお伝えできるよう邁進していきたいですね。

青山 : ではアイテムのご紹介にいきましょう。スタンドトレンチコートのお気に入りポイントは?

Yuki : 今後ご紹介するウールテーラードジャケットも同じですが、メンズのお洋服を着るように、リラックスとカジュアルさを感じられるバランスにしました。ワンピースやボトムはウエストが決まっているアイテムが多いので、アウターにはゆとりを持たせてインナーアイテムの女性らしさとのギャップも可愛くて気に入っています。

青山: リラックスを感じられるけど、襟の収まりがいいと思っていて。襟の天巾や高さが全体のバランスを締めてくれてます。

Yuki : あとは袖のバランスが好きです。私は袖をたくし上げてベルトで止めて着たいです。その時の袖のボリュームが気に入ってます。

青山: 袖は筒のように肩から袖口にかけ真っ直ぐなので、程よいボリュームを感じて頂けますね。生地との相性も良かったなと。ベーシックな綿チノですが、国内屈指の加工技術で細かい起毛とタンブラーをかける事で、袖にボリュームを出しても柔らかいシルエットがでるのと、程よい厚みとストレッチが効いているので仕立て映えもします。



青山 : Yukiさんはスタンドトレンチコートどう着ます?

Yuki : 別の企画ページでもご紹介しています、「リラックスカットシリーズ」と合わせたいです。Everydaysのテーマにもピッタリな毎日着たい、着心地が本当によいカットソーになります!

青山 : 綺麗なドレープでリラックス感がですぎず、カッコいいトレンチとも相性がいいですね。

Yuki : スライド2枚目モデルさん着用の、ドルマンスリーブミニワンピースにばさっと羽織っている雰囲気や、3枚目のクリーンな白シャツと合わせたスタイルも大好きです!

青山 : 色と着合わせるアイテムでだいぶ印象変わりますね、素敵。ちなみに僕はBLACKを買います。172㎝のメンズも着れます。笑

Yuki : 私はBEIGEにするつもりでしたが、妹がBEIGEを買ってくれたのでBLACKにして2人で着まわそうかな。笑


Yuki&青山 : 日本国内にてお作り頂いた、拘りを詰め込んだトレンチコート。長く丁寧に着て頂けますと工場さんも私たちも嬉しい限りです。どうぞ宜しくお願い致します。